定量評価の不思議
2001年5月16日うちの会社(某証券)は、給料などの
評価を「定量評価」と「定性評価」と
「その他」で行っている。「その他」は
置いとくとして、「定量評価」という
のは、要は数字である。「定性評価」は
その人のポテンシャルとか、業務に臨む
姿勢であるとか数字では表せない部分の
こと。そして問題は「定量評価」にある。
もちろん数字で判断されるのは当然で、
むしろこの部分にもっとウェイトをかけて
欲しいとさえ思う。しかしここで問題だと
思うのは、うちの会社の「定量評価」の
やり方がどう考えてもおかしいと思うか
らだ。
「定量評価」も色々と細分化されていて、
全部に問題があるわけではない。問題な
のは、入金を評価するシステムである。
金融機関の営業である以上、入金額の多寡
で、評価されるのはかまわない。しかし
出金時に減点されるやり方がおかしいのだ。
担当のお客様が出金されて、自分の管理
体制が甘いと減点されるなら、公平な
システムが適用されるべきだ。
うちのシステムを簡単に説明すると、
「1000万円の入金があり、この資金
で株を買ったとする。そしてその後、
その株が値上がりして時価評価で120
0万円になったとすると、もしそのお客
様がこの株を売却されて、1200万円
を出金されたら、その1200万円を満
額出金とみなして減点すろのだ。これで
は、200万円分、営業マンの評価は赤
字になってしまう。」
また「1000万円で買った株が800
万円に下がって、売却し出金したら、
差し引き200万円分は残ることになり、
営業員の評価には200万円のポイント
が残るのだ。」
お客様の利益が会社の利益として、共に
繁栄していくなどという理想は、一体
どこにあるのだろう?
せめて、お客様が儲かった分、つまり、
値上がりした分は、新規の入金とみなして
全額出金してもプラス・マイナス0という
ようにしないと、意味が無いと思う。
そしてお客様が損したときは、その分を、
差し引いてポイントが残るようなことは
するべきではない。
評価を「定量評価」と「定性評価」と
「その他」で行っている。「その他」は
置いとくとして、「定量評価」という
のは、要は数字である。「定性評価」は
その人のポテンシャルとか、業務に臨む
姿勢であるとか数字では表せない部分の
こと。そして問題は「定量評価」にある。
もちろん数字で判断されるのは当然で、
むしろこの部分にもっとウェイトをかけて
欲しいとさえ思う。しかしここで問題だと
思うのは、うちの会社の「定量評価」の
やり方がどう考えてもおかしいと思うか
らだ。
「定量評価」も色々と細分化されていて、
全部に問題があるわけではない。問題な
のは、入金を評価するシステムである。
金融機関の営業である以上、入金額の多寡
で、評価されるのはかまわない。しかし
出金時に減点されるやり方がおかしいのだ。
担当のお客様が出金されて、自分の管理
体制が甘いと減点されるなら、公平な
システムが適用されるべきだ。
うちのシステムを簡単に説明すると、
「1000万円の入金があり、この資金
で株を買ったとする。そしてその後、
その株が値上がりして時価評価で120
0万円になったとすると、もしそのお客
様がこの株を売却されて、1200万円
を出金されたら、その1200万円を満
額出金とみなして減点すろのだ。これで
は、200万円分、営業マンの評価は赤
字になってしまう。」
また「1000万円で買った株が800
万円に下がって、売却し出金したら、
差し引き200万円分は残ることになり、
営業員の評価には200万円のポイント
が残るのだ。」
お客様の利益が会社の利益として、共に
繁栄していくなどという理想は、一体
どこにあるのだろう?
せめて、お客様が儲かった分、つまり、
値上がりした分は、新規の入金とみなして
全額出金してもプラス・マイナス0という
ようにしないと、意味が無いと思う。
そしてお客様が損したときは、その分を、
差し引いてポイントが残るようなことは
するべきではない。
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